足がつりやすい原因は、ミネラルが足りてないから?
足がつりやすい原因は、ミネラルが足りてないから?
突然足がつり痛い思いをしたことは誰でもあるでしょう。
すぐにおさまれば良いのですが、つった状態が長い間続いたり、また頻繁に足がつるのは厄介ですよね。
どうして足がつるのか、そしてつらないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。
足がつるとはどんな状態?
最も足がつりやすい場所といえばふくらはぎです。
ふくらはぎは別名「こむら」とも呼ばれ、「こむら返り」といえばふくらはぎがつることを表します。
もちろん、ふくらはぎ以外にも、足の裏や側面、指などがつることもあります。
通常、私たちが歩いたり走ったりする時は、自由に足の筋肉を操作し動かすことできます。
しかしなんらかの原因で足の筋肉にけいれんが起こり、収縮して固まったままになってしまうことがあります。
これが「足がつる」という状態です。
足がつる一番の原因は体内のミネラルが不足すること なぜ足がつるのか、その原因は解明されているわけではありません。
しかし一番の原因は、体の電解質のバランスが崩れることであると考えられています。
電解質とはナトリウムやカルシウム、マグネシウム、カリウム等のミネラルのことであり、水に溶けると電気を通す性質があります。
電解質には筋肉や神経を調整する働きがあり、一定のバランスで体内に含まれていることが重要です。
電解質の量が多すぎたり、または少なすぎると体に影響を及ぼし、支障がでてしまいます。
足がつるのは電解質、つまりミネラルが少なくなることで起こるといわれています。
ミネラルは汗や尿に混じって排出されやすく、気づかないうちに体内のミネラルが減少してしまうことがあります。
すると筋肉がうまく動かなくなり、足がつりやすくなってしまうのです。
足がつるのを防ぐためにできることとは?
体内のミネラルが失われやすいのは、夏場や運動時に大量の汗をかく時はもちろんのこと、冬場でも暖房のかかった部屋の中にいる時、また睡眠中も失われやすいといえます。
なぜなら睡眠中はコップ1〜2杯の汗をかくからです。
足がつらないようにするためには、こまめにミネラルを摂取することが大切です。
バランス良く栄養を摂ることを心がけ、食事からミネラルを摂るようにしましょう。
他にも硬水を飲んだりスポーツドリンクでミネラルを補うこともできます。
ミネラル不足が原因となる以外にも、筋肉の疲労や冷えが足の筋肉を収縮させてしまうと、足がつりやすくなります。
立ち仕事が多い方、または長時間ハイヒールを履く方は、足のマッサージやストレッチをして筋肉をほぐすようにして、日常の軽い運動で筋肉を丈夫にするとよいでしょう。
毎日スクワットをするだけでも足の筋肉を丈夫にし、血行を良くするため、家でできる簡単な運動としておすすめです。
それから入浴して筋肉を温めてほぐすのもよいでしょう。
普段から衣服で足や体を冷やさないようにすることも、足がつるのを防止するための対策となるでしょう。
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