「サルコペニア肥満」の予防法
筋肉量の少ない女性は要注意? 増加している「サルコペニア肥満」の予防法
サルコはギリシャ語で筋肉、ペニアは減少を意味します。
2つの言葉の組み合わせで、サルコペニア肥満と呼んでいます。
サルコペニア肥満になると、糖尿病のリスクが19倍に、高血圧のリスクが2.3倍に、寝たきりが6倍にリスクが高まってしまうそう。
女性のほうが、もともとの筋肉量が少ないため、サルコペニアのリスクが非常に高いと言います。
下半身の筋肉の低下速度は、上半身の2倍~3倍あると言われているので、注意が必要です。
サルコペニア肥満を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
ウォーキングは脂肪燃焼に効果がありますが、筋肉を増やすことはできないため、筋肉トレーニングなどが大切になってきます。
片足立ちで靴下を履けなかった場合には注意が必要とのこと。
サルコペニア肥満の予防には、薪割りスクワットが効果的です。
肩幅に足を広げて、両手を前に突き出します。
そこから膝を90度に曲げ5秒キープしましょう。ヒザがつま先よりも前に出ないように注意することが重要です。
腕を押し出しながら重心を後ろにし、薪割りの動作を5秒間続け、3回で1セットを1日3セット行います。
これを毎日のように行うことで、サルコペニア肥満を予防し、筋力アップにつなげることが可能になるでしょう。
サルコペニア肥満予防に効果的な栄養素は、筋肉量のアップを促進できるBCAA(必須アミノ酸)です。
サルコペニア肥満の予防におすすめのメニューとして、まずはツナ入りの卵焼きがいいでしょう。
まぐろには他の魚よりも豊富なBCAAが含まれていて、卵にはビタミンB群が豊富に含まれているからです。
続いて鶏むね肉の親子丼などもおすすめ。
鶏むね肉は高タンパク低カロリーが特徴で、ビタミンB群が豊富。また、プロセスチーズはカルシウム、ビタミンB群が豊富なのでこれも摂取することをおすすめします。
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