a subluxation (サブラクセーション)


今年こそノースリーブを着こなす!二の腕が太くなる原因とシェイプアップ法 - Ameba News [アメーバニュース] 

http://news.ameba.jp/20160401-732/ #news @newsamebaさんから


「歪み」という言葉はカイロプラクティック用語の「サブラクセーション」の日本語訳だったもので「基準となる位置からのズレ」という意味で用いられてきた。

だが近年「基準となる位置」なるものが存在するのか?という議論が起きて意味がはっきりしなくなってきている。


そもそも人間の体は左右対称ではなく「正しい位置」など存在しない。

従って「基準となる正しい位置」が存在しないということになり、基準値がない以上「ズレ」は測れない。

測れないのだから「ある」とは言えない。

つまり「サブラクセーション(ズレ)などない」という結論になる。

困ったカイロプラクターは「サブラクセーションとは可動域が減少している関節部位である」という新しい定義を考え出したが、「ズレ」にこだわる人たちは納得せず言い合いみたいになっていて決着はついていない。


それとは別に世間一般では「ズレ」や「歪み」はとても便利に使われていて

「歪みをとれば痩せる」

「腰痛が治る」

「代謝がアップする」

「肌がきれいになる」

「アンチエイジング!」

等々、ほとんど万能の効果がある便利ツールとして様々な場面で登場する。

しかしほとんどの場合、根拠はない。


で、上に紹介した記事では「歪みによって本来つくはずのない筋肉がついてしまう」と書いている。

まったくもう…どこからどう説明したらわかってもらえるものやら皆目見当がつかない。

今ではもう説明し、わかってもらおうという気はなくなってしまった。

でもまあ、嘘は嘘だと指摘しておかなければならないと思う。

上の記事の「歪み」についての部分は嘘である。以上。

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