ドライブ首・ぎっくり首に要注意!
寒い冬が過ぎ、待ちに待った桜の時期やGWからのお出かけシーズン!
車に乗って遠出するという方も多くなる頃ですが、そんなこれからの時期に要注意なのが「ドライブ首」「ぎっくり首」!
ドライブ首・ぎっくり首に要注意!
春の行楽シーズンに急増 行楽シーズンの長距離・長時間運転による「ドライブ首」のリスクが増加するとして、東京脳神経センター・理事長の松井孝嘉医学博士(脳神経外科医)が注意を促しています。
寒い時期には首こりと首の冷えが原因となる「ぎっくり首(頸椎捻挫 けいついねんざ)」のリスクが高まりますが、 遠出が増える春以降の行楽シーズンには、長時間のドライブが肩凝りを悪化させる、いわゆる「ドライブ首」が増加。
ハンドルを長時間握っていると、腕からだけでなく首から肩にかけて筋肉が凝る。
この凝りが、様々な不調を引き起こしてしまというのです。
ドライブ首の予防方法、ドライブ休憩の目安は
首の奥には自律神経が通っており、ドライブ首になることをきっかけに、頭痛・めまい・ドライアイ・血圧不安定・原因不明の倦怠感・不眠・新型うつなど、自律神経失調によるさまざまな不調が全身に現れてしまうという。
さらには、ドライブ首になると、急に後ろを向いたりクシャミをした拍子などに「ぎっくり首」になる危険性も。
そのため、長時間の運転による「ドライブ首」の予防が重要となります。
ドライブ首の予防法として推奨されるのはまず「正しい運転姿勢をとること」。
ドライブ首の予防にはまず姿勢から シートをハンドルに近づけすぎて前かがみになると猫背になって負担がかかり、手足が自由に動かせないために肩の筋肉が緊張して凝ってしまう。
逆にシートを倒しすぎると前を見るために首に負担がかかり、首が凝りやすくなってしまう。
運転姿勢は、立っているときと同じように頭が自然に首に乗っている状態をキープすること。
次に大切なのは、「定期的に休憩を取ること」。
首に凝りをためないことが大切なので、ドライバーは疲れを感じていなくても定期的に休憩をして首のストレッチを。
目安としては高速道路ならばサービスエリア毎、一般道なら15分~30分ごと。
首こりを防ぐ、「ネックリラクゼーション」
松井氏が推奨する首のストレッチ方法「ネックリラクゼーション」のやり方は以下。
1.イスに深く腰かけて、背中を背もたれ につけ、両手を頭の後ろにまわして組む。
.次に頭を後ろに倒していく。
首が痛くなる手前までで止め、その場で30秒保持。
※基本は、両手で頭の重さを支えて、首の後ろの筋肉をゆるめること。
.倒した頭を元に戻す。
このとき頭にそえていた手は、頭を戻すのを助けるようにする。
このほか、東京脳神経センターが公開している、首凝りをとる「555体操」も以下にご紹介。
肩や首が凝り固まると日常生活にも支障がでてきてしまうため、日々、姿勢に気を配りながら、こういったストレッチもうまく取り入れていきたいですね。
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