会社員は平均4.6個の体の不調に悩まされている?
会社員は平均4.6個の体の不調に悩まされている?体の不調「ベスト10」もご紹介
最もよく起こる不調の内容(1つのみ回答)は「頭痛」がもっとも多く、特に30代の女性で多かった。
次いで「疲労感・倦怠感」が多く、年代別では50代男性に多かった。
平均して1人あたり4.6個の不調を感じていた。
「企業に勤務している会社員1,500名を対象とした仕事のパフォーマンスと健康に関する意識調査1.」より、体の不調でパフォーマンスが低下している会社員が数多くいることがわかりました。
今回はその不調の内容と傾向の分析を行いました。
【調査トピックス】
■体の不調、トップは頭痛
体の不調でパフォーマンスが低下している会社員は、年に1回以上が71.1%、週1日以上が30.1%、毎日が6.9%(会社員の仕事のパフォーマンスと健康に関する意識調査1.参照)の割合でいます。
その不調の内容は以下のとおりでした。
・最もよく起こる不調の内容(1つのみ回答)は「頭痛」がもっとも多く、特に30代の女性で多かった。
次いで「疲労感・倦怠感」が多く、年代別では50代男性に多かった。
・平均して1人あたり4.6個の不調を感じていた。
<不調の原因に関する主なコメント>
不調の原因(自由記述)を集計したところ、「パソコン・PC」「目・眼」「姿勢」「仕事」「ストレス」「疲労」といった“働く環境”に関するキーワードが多くみられました。
・「パソコンを利用しての仕事が多いため目が疲れる」
・「デスクワークでの長時間同姿勢による肩こり」
・「仕事で座りっぱなし、家事で立ちっぱなし」
・「タバコの吸いすぎ。ストレスで煙草増え、悪循環。」
・「PC画面を見る時間が年々長くなったせいだと思う」
※調査結果は、端数処理 の都合上、計と内訳の数値が一致しない場合があります 。
今回の分析により、不調の現れ方は多様であり、複数あることがわかりました。
現在、ストレスチェックの義務化などにより、会社員のメンタルヘルス対策やストレス対策は進んでいます。
一方で、病欠以外の体の不調によるパフォーマンス低下の影響は大きく、多くは未着手です。
不調の現れ方は様々であるため、心と体の双方に着目することで、生産性の向上といったより効果的な健康経営(R)施策が可能になると思われます。
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