末端冷え性

末端冷え性に悩む女性の方必見 足元を温めるのは逆効果!?


程度の差こそあれど、末端冷え性に悩んでいる女性の方は非常に多いかと思います。 

この冷え性の原因はいったい何なのでしょうか。 

原因さえ若えれば対策も立てられるはず。

今回は末端冷え性の原因と対策を紹介していきます。  

要チェック項目 

□末端冷え性は自律神経の乱れや血液の流れが悪いことから起きる 

□低血圧や筋肉がついていないのが原因 

□マッサージや筋トレ、全身浴などがおすすめの改善方法 

末端冷え性とは 

末端冷え性は手足の指先(体の末端)が冷えてしまっている状態のことです。

特に女性の方がこれに悩まされているという印象が強いかと思います。 

冷え性にも様々な種類がありますが、私たちが普段「冷え性」として認識しているのは、この末端冷え性であることが多いですね。  

冷え性は基本的に自律神経が乱れ、体温調節機能がうまく機能しないことで起こります。

しかし末端冷え性の場合は、それだけでなく血流が悪いため、指先までしっかりと血液が流れていないことがほとんどです。 

そのため末端冷え性対策としては、この血流を何とかしていくという方針になるでしょう。 

末端冷え性で血流が悪くなる原因 

自律神経の乱れは生活習慣やストレスなどから起こりますが、血流が悪くなるというのはいったいどのような原因があるのでしょうか。

末端冷え性に大きくかかっているものとしては以下の2つなどですね。  

低血圧 

やはり低血圧の方は末端冷え性も併発しているという方は多いです。

そもそも血圧というのは、血液が血管の壁を押し広げようとする力のことをいいます。 

そのため、この力が低ければ、それだけ血液の力が弱弱しく、全身までしっかりと流れにくくなるというわけです。  

血圧が低いと体がだるくなる、疲れやすいという特徴があるほか、頭痛や肩こり、動悸、息切れ、めまいなどの症状が現れてきます。 

どれも末端冷え性と同じく、血液の流れが悪いから引き起こされる症状ですね。

ただ高血圧と違ってすぐさま命に係わるというものでもないため、あまり深刻にとらえている人も少ないようです 

筋肉が少ない 

末端冷え性に女性が多いのは、筋肉量が少ないからとも言われています。

血液は心臓から送られていくのですが、心臓の力だけで全身に血液を送り込むのはかなり大変です。 

そこで筋肉が収縮したりすることで、ポンプのような役割を果たし、血液が送り込まれていきます。 

指先は心臓から離れている分、筋力が弱いと十分な血液を送り込むことができません。

そうして指先が冷えていってしまうのです。

実際に末端冷え性に悩んでいる方を見ても、痩せている方が多いかと思います。 

末端冷え性の簡単な改善方法 

では血流を良くするにはどうすればいいのでしょうか。

簡単にできる方法としては以下のものがあります。  

手を動かす 

身体が冷えを感じるのは、就寝前やデスクワーク中など、体をじっとさせている時が多いかと思います。  

そうするとやはり血液の流れも悪くなってしまいますので、マメに手や足を意識的に動かす習慣をつけておくと良いでしょう。  

簡単に指をグーパーグーパーとさせるだけで構いません。

特に足の指先はかなり血液が滞りがちなので、これを行うだけでもだいぶ改善されます。  

筋肉をつける 

先ほども説明しましたが、筋肉は血液を送り出すポンプのような役割をはたしています。

そのため、腕や足に筋肉をつけるのは末端冷え性対策としては非常に効果的です。 

とはいえ、あまりにハードなトレーニングをして腕や足が太くなりすぎるのも女性としては考え物ですよね。 

そこでおすすめなのが壁たて伏せとつま先立ちです。

これなら家でも簡単にできますし、腰やひざなどを痛める心配が少ないというのも良いポイントですね。  

ちょっとした負荷をかけるだけでも、普段から全くトレーニングをしていないという方にとってはかなりの効果があります。 

末端冷え性には半身浴ではなく全身浴 

また時間を取って行う対策としては、入浴で体を温めるというのも効果的な方法になります。

冷え性の場合は全身浴がおすすめです。  

42度くらいの集めのお湯に、10分間、肩までしっかりとつかります。

そうすると体の芯まで温まるので、冷え性の改善になります。

この時足をストレッチするとなお効果的ですね。 

 実は半身浴を行うのは、冷え性には逆効果。  

半身浴というと40度程度のぬるめのお湯に、ゆっくりとリラックスしながらつかる方法ですが、これだと長湯しすぎることで上半身が冷えてしまい、より冷え性を悪化させてしまうとまで言われているのです。 

 なので冷え性改善のためには、熱めのお湯の方がベターとなります。  

ただし熱めのお湯につかるのは、体力の消耗が大きく、また心拍数も上がるのであまり無理をしてはいけません。 

10分経たなくても、じんわりと汗をかいて来たら上がるようにしましょう。

また湯上り後に髪の毛が濡れていると体温を奪われてしまうので、しっかりと乾かしてください。 

実は足元を温めるのは逆効果 

ちなみに寒いからといって足元を温めるのも逆効果です。 

靴下の重ね履きやストーブを使って足元を温めていた場合、心臓が「足元が十分に温まっているなら血液を送らなくていいや」と判断して、送られる血液量が減ってしまうのです。  

そうすると、指先の毛細血管が減っていってしまい、余計に冷えやすくなってしまいます。  

筋肉をつけると血流が良くなるというのは、単に筋肉の収縮がポンプのような役割をするというだけでなく、このように毛細血管自体を増やす効果もあるからなのですね。 

とはいえ足先が冷たいと寝るに寝付けないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

そういった場合、お腹周りを温めるようにしましょう。

湯たんぽなどを使うのがおすすめです。 

末端冷え性改善には地道な努力が必要 

いかがだったでしょうか。 

半身浴や足元を温めるのが逆効果なのは意外だったかもしれませんね。 

やはり根本から改善するには、生活習慣を改善したり、筋肉をつけていくしかなさそうです。

しょうが湯で冷え性が改善したという人を

何人か知ってます。試してみては?


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