腰痛をいたわるセルフケア術
体が冷える季節は「腰」に注意!? 腰痛をいたわるセルフケア術
昼と朝晩の気温差が激しい季節。
朝晩は気温がぐっと下がるため、体を冷やしやすい季節とも言えます。
風邪にも注意が必要ですが、いまの時期に気をつけたいのは、「腰」のトラブルです。
ある日突然ギックリこないように…。
腰痛防止の日常ケアをご紹介します。 © fizkes - Fotolia.com
■あなたにも来る!? 腰痛Xデー
「たまに痛みを感じる」 「何となく違和感がある」 「曲がったまま元に戻らないことがある」 このように、腰に悩みを抱えるママはたくさんいます。
家事も育児も、カラダを酷使する肉体労働。
その無理が腰にきて、ついにはギックリ!
病院のお世話になったママは少なくありません。
重力に反して二足歩行する人間が、腰を患う可能性はそもそも高め。
そのうえ、日々の無理が積み重なれば…。
いつ何時、症状が現れてもおかしくない状態、まったく自覚がない人だって、決して油断してはならないのです。
そんな、「腰痛予備軍」の私たちが心がけるべきことは、日々の負荷を最小限にとどめること。
そしてそれらを、可能な限り解消すること。
症状が出ないよう、たとえ出ても軽く済むよう、今日からメンテナンスを始めましょう。
■腰痛を呼ぶ、5つの「ない」とは?
腰痛予防のためまずやるべきことは、毎日どれほど負担をかけているのか、自身の現状を把握すること。
腰によくない5つのシチュエーションをリストアップしました。
一つでも当てはまれば要注意、該当数が多いほど、腰痛になる可能性が高いことを意味します。
<チェックリスト>
□ 腹、尻、足首…カラダが冷えていても気にしない
□ サイズの合わない靴や高いヒールのせいでグラグラ、足首が安定していない
□ どちらか一方の脚に体重をのせるなど、立つときに両脚を使っていない
□ 長時間立ちっぱなし、もしくは座りっぱなし、同じ姿勢のまま動かない
□ 睡眠時、子どもが横にいたりして、手足を伸ばしたり寝返りが打てない
適度にカラダを温める、無理な姿勢を続けない、全身をバランスよく使う…。
これが、基本的な腰の守り方。
よくないクセをあらためて、少しでも負担を減らしましょう。…
■ちょこっとケアで不安解消!
大事な腰のため、あれこれ試行錯誤するママたち。
試したことのある方法を聞いてみました。
「痛みや違和感をちょっとでも覚えたら、産後に使っていた骨盤ベルトを装着。
腰が安定するせいか、すぐラクに。
ただ、長時間の着用は、ムレたりトイレで手間取ったりと不便」(30代前半)
「筋肉を鍛えれば腰痛対策になると聞いて、腹筋&背筋にチャレンジ。
しかし、思ったよりもキツくて即、断念。
無理して続けても、かえって腰を痛めそう」(40代前半)
忙しい合間を縫って取り組むには、簡単かつ心地いい方法じゃないとムリ!
そこで提案したいのが、目覚めてすぐに行う簡単ストレッチと、隙間時間で楽しむ足湯。
どちらも多忙なママにおすすめです。
●寝起き体操
仰向けに寝たまま両ひざを立てます。両ひざをそろえたまま、左右交互に倒して腰をねじりましょう。
その際、上体は動かさないでください。
数回行い、腰の動きがなめらかになったと感じたら終了です。
●ながら足首浴
洗面器にお湯を張って足を浸し、足首を回したりふくらはぎをもんだりして温め&マッサージ。
お茶をしながら、テレビを観ながらと、片手間に行ってもいいでしょう。
「足浴をする時間が取れない」という人は、入浴時に湯船でやるのもOKです。
足首の動きがしなやかになれば、腰への負担が減り、コリやゆがみの解消にもつながります。
この2つを日課にして、日々蓄積されるゆがみをこまめにリセットしましょう。
継続は力なり。
毎日のちょこっとケアで、大事な腰をトラブルから守りたいですね。
0コメント