ストレスによる吐き気を感じたら
ストレスによる吐き気を感じたら…つら~い症状を和らげる対処法12個
■1:どうしてストレスで吐き気を感じてしまうのか?
ストレスで吐き気を感じる人は多いものです。
これは胃腸という器官自体が、ストレスに弱いことが考えられます。
私達はストレスを感じると、胃腸の働きにも関与する自律神経が乱れます。
結果、胃腸の機能が弱って吐き気を感じてしまうのです……。
この吐き気は“急性胃炎”と呼ばれることもあります。
■2:ストレスが原因で体にあらわれる症状
ストレスは吐き気だけではなく、頭痛やめまいなどの症状も引き起こすことがあります。
吐き気以外の下記の症状に悩まされている人もいるかもしれませんね。
(1)頭痛
ストレスによる頭痛の場合、ズキズキとした鋭い痛みではなく“どんよりと重い痛み”が特徴。
また、通常の頭痛は鎮痛剤が効きやすいですが、ストレスの場合はたいして効かないので痛みが治りにくいことも……。
(2)下痢
吐き気に伴って下痢の症状が出るケースもあります。
ストレスによって胃腸の機能が低下して下痢になってしまうんです。
こちらも内科の薬が効きにくいです。
(3)めまい
「病院の検査では異常なしと診断されたのにめまいが治らない」という人もいるのではないでしょうか。
これもストレスが原因です。
今のところストレスで視覚や聴覚を担当する脳の機能不全が関係している説が有力です。
(4)食べられない
食べられない……。
これもストレスが原因である場合があります。
頻繁に起こるようなら、うつのサインであることが多いため要注意ですよ!
ちなみに、炭水化物や甘いものなど食欲がおさまらない場合もストレスが原因と考えられています。
■3:吐き気を感じた時の対処法
吐き気を感じた時は安静第一!
着ている服をゆるめて横になるとよいです。
出先などで横になれない場合は、トイレなど静かな場所で座って休むのもよいでしょう。
また、ブランケットなどで体を温めたり、ストレスによる吐き気に効く市販薬を飲むのもよいです。
とにかく無理をしないことが大切なので、吐き気を感じたら“休憩のサイン”と捉えてゆっくり休みましょう。
会社で頻繁に起こる場合は、予め上司に話しておくのもよいかもしれません。
しかし、会社のデスクで無断で休むことは精神的にもキツイものですよね。
なので、そのへんも心配な場合はきちんと話して理解してもうらことも大事です。
また、症状は必ず和らぐものなので心配は不要、心配するとそれがストレスになってかえって症状を悪化させてしまうこともありますからね。
■4:ストレスを溜めないための方法12個
ストレスを溜めないための方法は簡単で、ストレスを解消することです。
これから紹介することを、毎日一つでも行えばストレスが溜まりにくくなります。
結果、吐き気や頭痛などの症状も起きにくくなりますよ。
では、オススメのストレス解消法を紹介します。
ぜひ今日から取り入れていってみてくださいね。
(1)ウォーキングやヨガなどの適度な運動
(2)ストレスの原因になることを紙に書く
(3)腹式呼吸を繰り返す
(4)音楽を聞いたり歌ったりする
(5)とにかく笑う
(6)自分の長所に目を向ける
(7)ミントやオレンジなどストレスに効くアロマを活用
(8)カカオたっぷりのチョコレートを食べる
(9)緑茶を飲む
(10)森林浴
(11)マッサージを受ける
(12)昼寝をする
いかがでしたか?
どれも始めやすいものばかりですよね。
ストレスは日々溜まっていくので上記であげた解消法を習慣化させたいところですが、「今日もやらなきゃ……」という思いがかえってストレスになるので、追い詰めない範囲でゆるく続けていくことも忘れないでください。
また、その日の気分に合うストレス解消法を取り入れることも大切!
グッタリと疲れている日にいくら好きな歌手の曲を歌ったとしても逆に疲れますよね。
なので、「今日は疲れたからマッサージを受けよう!」という感じで臨機応変に行いましょう。
上記以外でも自分がやった後にリフレッシュしたりリラックスするものであればどんどん取り入れていってくださいね。
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