妊婦・妊娠中に足がつる原因とは?
妊娠中に足がつる原因
妊娠中は、足がつる・こむら返りがよく起きる傾向があります。
特に妊娠中期くらいからよく見られ、お腹が大きくなるにつれて増えていくと言われています。
夜、寝ている時などに起きることが多く、毎晩足がつる人もいます。
なぜ妊娠中は、頻繁に足がつるのでしょうか。
夜中、布団の中で足がピキーンと張って痛い思いをしたという方は多いと思います。
この足がつる現象は妊娠中に起きやすいと言われています。
原因としては、妊婦はお腹の中の赤ちゃんが大きくなるにつれて体重も増え、どんどん足の筋肉に負担がかかってくることにあると言われています。
お腹がさらに大きくなれば下半身を圧迫し、どんどん下半身の血流が悪くなってきます。
よって、お腹が大きくなる妊娠中期くらいから症状が出てくることが多いと言われています。
カルシウム・マグネシウム不足や冷えなどの原因も このように足がつる直接的な原因は、お腹が大きくなることによる血行障害だと言われていますが、間接的には筋肉疲労やカルシウム・マグネシウム不足、冷えも関係していると言われています。
特にカルシウムは筋肉や神経の働きにとって、とても重要な役割を担っています。
またマグネシウムも筋肉の働きを調整したり、筋肉痛を緩和したりしてくれています。
つまり筋肉を正常に働かせるためには、血液中のカルシウムとマグネシウムのバランスがとても大切になってくるのです。
そしてひとたびバランスが崩れると、筋肉に異常をきたしてしまいます。
カルシウムやマグネシウムの豊富なイワシやサバなどの魚、ひじき・わかめ・こんぶなどの海藻類などを意識的に摂取するようにしましょう。
また、冷えも足がつる原因の1つだと言われています。
妊娠中は足を表に出すような服装は避け、特に下半身や足を冷やさないようにすることを心掛けましょう。
普段、家にいる時もひざかけなどを使用するのをおすすめします。
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